| 志賀高原スキー集会----日本山岳会 アルペンスキークラブ 2009年春の全国集会 |
| 日本山岳会のアルパインスキークラブが、毎年春の全国集会として行う、懇親会を兼ねた山スキー山行は、当クラブの最大の年間行事である。 今年2009年は、志賀高原・熊の湯温泉に平均年齢67歳の仲間47名が集結し、4月4日にオプション行事として
「横手〜草津ツアー」 が、4月5日にはメイン行事として「裏岩菅山ツアー」 と 「志賀高原ゲレンデ・ツアー」が行われた。 (2009年4月) |
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| 奥志賀ゴンドラ前で集合写真 |
| 1日目(4月3日) | 前日着・フリー滑走 |
| 車、夜行バス、JRなど思い思いの交通手段で到着したこの日は、到着順に小グループに分かれてゲレンデで足慣らしをした。 |
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| 熊の湯温泉にある宿舎のホテル一望閣 |
寺子屋スキー場の最上部から、 明後日登る裏岩菅山(中央)と岩菅山(右)が見えた |
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| フリー滑走では、横手山、一ノ瀬、寺子屋、オリンピック大回転コースなどを滑る。 写真は横手山山頂からのパノラマ |
| 2日目(4月4日) | オプション・横手〜草津ツアー |
| 山スキーのクラシックルートとして有名な「横手山〜草津ツアー」は、登りがほとんど なく、緩斜面の滑りが続くツアー入門コースである。 難点は通り抜けコースのため 戻る場合には交通手段が必要となることである。 今回は、幹事の手配よろしく、 38人が天候に恵まれたツアーを楽しんだ。 |
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| ホテルロビーで出発前のブリーフィング | 各班で出発前の集合写真 |
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| ホテルからリフト乗り場に向うとき前山スキー場が見える。 ここは以前、雪崩で死者が出て訴訟になったところ。★ |
始発の横手山リフトに乗り、 3つ乗り継いで横手山の頂上に向う |
| ★1996年に前山スキー場で表層雪崩が起き、3名が巻き込まれ、大学教授1名が死亡した。 ところが、遺族がスキー場とその時一緒にいた仲間に損害賠償請求を行った。
2001年に 長野地方裁判所は遺族の請求を棄却した。 禁止コースを滑るのは自己責任であるという。 |
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| リフトから頚城山群が見える | 横手山頂上の無線塔 |
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| 横手山から見る苗場山は立派だ |
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| 横手山から渋峠へ滑り出す | 渋峠ホテルは群馬県と長野県の県境にある |
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| ホテルのフロントに登山届を提出する。 ホテルの標高は2152mだが、近くにある標高2172m の国道最高地点の到達証明書を発行している。 |
ホテル前を出発する際に、一人ずつリーダーの前を 通過して、雪崩ビーコンのチェックを受ける |
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| 林道に沿って緩やかな斜面を滑る | やがて、芳ヶ平ヒュッテの三角形の赤い屋根が見えた |
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| 芳ヶ平ヒュッテ前で集合写真を撮る |
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| 芳ヶ平ヒュッテを振り返りながら、先を急ぐ | 大沢川の橋を渡り、少し登ると大斜面に出る |
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| 雪が切れて板を担ぐところが3箇所 あったが、この時期としてはまずまず |
白根・芳ヶ平方面遊歩道入口まで滑り込んでフィナーレ。天狗スキー場まで歩いて迎えの車を待つ。 | 靴がお揃い |
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| 上の画像をクリックすると、ツアーのビデオをご覧になれます (ビデオ撮影は岡田氏) |
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| 熊の湯から白根・芳ヶ平方面遊歩道入口までのGPSトラック スクロールしてご覧下さい |
| 懇親会は、夜遅くまで続いた |
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| 3日目(4月5日) | メイン・裏岩菅ツアー |
| 3日目のメイン行事はこの裏岩菅山ツアーであるが、出発時間と我々の体力から、登頂は難しい。 体力に合わせ、A班、B班、C班の3班に分かれ、12:30を引返しタイムと決めた。 23人が参加した。 |
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| 奥志賀ゴンドラ(左)の隣にある杉山進氏のスポーツハイム(右)の前に集合 | ||
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| 9時に集合写真を撮って、ゲレンデ班、A班、B班、C班の順に出発 |
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| 雑魚川に架かる橋を渡る | 目指す裏岩菅山は、今見えている稜線の彼方 |
| C班の記録 |
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| 雪原を通過して森に入る |
最初は、ブナ、ミズナラ、シラカバ、ダケカンバ の混交林の中を登る |
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| やがて、オオシラビソが優占する山地となる。 1860m地点から、2033m峰(中央)と裏岩菅山(2341m、右奥)を望む |
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| C班は、1860m地点で昼食。 12:30過ぎにシールを剥がして、滑降し始める。 | ||
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| 密生する樹林帯での滑降に苦労する | ||
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| やがて、森が開けて滑りやすくなる | ||
| A,B班の記録 |
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| AB班は11:15に1860地点を通過し、1920地点まで着いたが、12:30の引返しタイムになったので、下ることにする | ||
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| AB班の1920地点での集合写真 |
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| 最初は木立が密だったが、リーダーの上手いコース取りもあって開けた斜面を滑ることができた | ||
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| 雑魚川の橋に戻って、ツアーは終わった。 沢の雪は融け、春はすぐそこまで来ていた。 |
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| 裏岩菅山ツアーのGPSトラック |
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| AB班のGPSトラック(鳥瞰図) |
| ゲレンデ・ツアー班は、志賀高原スキー場を存分に滑りまくった |
| 折角志賀高原に来たのだから、ゲレンデを存分に滑りたいという会員も多い。裏岩菅山ツアー予定からの急遽転向者を含めて、ゲレンデ・ツアー班は22人に増えた。 |
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| 焼額山ゲレンデで集合写真 (スキー隊強力メンバー) |
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寺小屋ゲレンデより望む焼額山全景 |
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| 上の画像をクリックすると、ゲレンデ・ツアーのビデオをご覧になれます (ビデオ撮影は岡田氏) |
| 天候に恵まれたアルパイン・スキー・クラブ2009年春の全国集会は、山やゲレンデを存分に滑り、事故もなく無事終了した。 なお、このホーページは、アルパインスキークラブのホームページ用に制作したものを改変しました。ビデオの撮影、GPSデータの提供については皆さんのお世話になりました。 |
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